『海よりまだ深く』

阿部寛さんが演じる主人公は、離婚して小学生の息子と離れて暮らしています。
その息子に会えるのも月に1回だけ。
主人公の阿部寛さんや、樹木希林さんの演技に目を引かれますが、両親の間で揺れ動く息子の心情にも注目してほしい作品です。


『メイジーの瞳』

6歳のメイジーという女の子が主人公です。
周りの大人はみんなメイジーに優しいのですが,両親はメイジーに優しくしても,メイジーのために温かい家庭を守ろうという気持ちがなく,正直,表面的でしかない優しさに感じました。
子供を傷つけないためには,子供を取り巻く環境も大切にしないといけない,そういう当たり前を改めて感じた作品でした。


『ミセス・ダウト』

名優ロビン・ウィリアムズが主人公の作品。
主人公は妻に離婚を宣言され,子どもたちに週に1回“しか”会えなくなります。
それに耐えきれず,主人公はもっと子どもたちと過ごすための作戦に出たのですが・・・・

この映画は1993年のものですが,少なくとも週1回の親子の交流が保障されています。
それに対して,日本では子どもと別居すると,裁判所の決定は週1回どころか,月1回やそれ以下がほとんどです。
親子の愛情に日米の差があるとは思えませんから,日本の裁判所も親子の絆を大切にしてもらいたいものです。


『クレイマー、クレイマー』

親権についての古典的名作。
妻が突然,家出をして居なくなり,父親と6歳の男の子が残されます。
前半は父親の子育て奮戦記,後半は裁判の流れが中心となります。
でも最後は子どもを大切にした決断がされていて,父母の子どもに対する愛情が感じられる作品です。